きかっけは友人?
きのこ栽培を始めた理由

当時長野でタクシー会社に勤めていた時、趣味でテニスをやっていた小林会長。その時のテニス仲間がきのこ栽培をしていたのが、この業界に入るきっかけだった。
「きのこ栽培は稼げる」と聞いて農場に見に行き、「俺にもこの仕事ができる!」と直感で感じたそう。

割野きのこ組合 小林会長

その後、生まれ故郷の新潟県の津南町に家族でUターンし、きのこを育てる組合に入って平成6年5月に法人を設立。11月から津南に農場を作って生産を開始した。
異業種からの参入だったので、最初は苦労の連続。

設備投資資金を親から借りて、毎月の自分の給料を最低限に抑えて赤字を出さないように工面。
たださすがにこのままではダメだと思い、自社商品を作って自分で販路を見つけて売るために5年後に地元の生産団体をやめて、割野きのこ組合がスタートした。

最初の3年間は農場に
寝泊まりして研究を重ねる

きのこは生き物なので、きのこのことをよく知るためには長い時間様子をしっかりと観察することが大事だと思った小林会長。
きのこ栽培を始めてすでに10年経つ先輩に追いつくには、農場に寝泊まりして四六時中観察する時間を作れば3年間で追いつけるだろうと考えた。

津南農場

実際にその3年間毎日写真を撮り、日々のなめこの些細な変化も敏感に感じ取ることで、なめこの様子が手に取るようにわかるように。
なめこ栽培に自分の時間すべてを費やして真剣に向き合うことで、生育のノウハウを自分なりに試行錯誤しながら掴み、まとめた大学ノートは10冊にもなった。

同時にきのこ栽培に成功している先人たちの知恵も学ぼうと、日本中の優れた生産者や学術者を調べては積極的に会いに行った。

生産規模を拡大するため
湯沢農場設立

どうやったらもっと美味しいなめこができるか、どうしたらもっと消費者に喜んでもらえるか。
常にそれを考えて、その道の成功している人を参考にして努力をし続けた結果、なめこ栽培も軌道に乗り、販路も徐々に全国に広がるように。

取引先からのオーダーも増えたが、津南の農場規模では捌ききれない生産量になってきた。
そこで、新しい農場の土地を探していたところ、2020年5月に湯沢に求めていた広い土地が見つかる。
そこからトントン拍子に湯沢農場の建築が進み、2022年の4月から稼働。
津南農場で培ったきのこ栽培のノウハウを活かし、最新の収穫機械を入れて、人が少なくても津南以上の生産量を効率よく作れる農場を設立した。

湯沢農場

ただし、津南と湯沢は農場の大きさや環境も異なるので、同じ方法でなめこが良い状態に育つとは限らない。半年は栽培が安定しない状態だった。
色々とテストランを繰り返して、1年後にようやく生産サイクルや携わるスタッフも安定するようになった。

これからの展望

農場を運営していくにはとにかく働いてくれる人が大事。
なので、この地域で一番働きやすい会社、働いて良かったと思える会社にしていきたい。
そのための福利厚生の充実も必要。

割野きのこ組合 今井代表理事

農場のある湯沢町はオールシーズン通じてリゾート地としても有名な場所になるので、将来的には「観光きのこ園」をやりたいと考えている。
湯沢の野菜を集めて購入できる直売所や、きのこを中心とした食事を提供するレストランなど、人が楽しんでもらえる場所を提供したい。

農場の裏にもまだ土地があるので、えのき・しいたけ・ぶなしめじなど他のきのこも作って、さまざまなきのこが手に入る「きのこ団地」ができたら面白い。

みなさんにお届けするなめこは、生産者としていかに安心・安全で美味しいものを食べていただくかにこだわり、常に生産者として高い意識を持って取り組んでいきたいと思っている。

社名
農業組合法人 割野きのこ組合
代表者
今井 美津代
所在地
新潟県南魚沼郡湯沢町土樽64番地278
設立年月
平成6年5月
資本金
860万円
生産品目
なめこ
生産量
年間600トン
年商
3億円
従業員数
35名(パート含む)
沿革
  • 平成6年 5月|農業組合法人 割野きのこ組合を設立
  • 平成6年10月|なめこ生産を開始
  • 平成10年7月|第2農場増設
  • 平成16年9月|第3農場増設
  • 平成20年6月|第4農場増設
  • 平成21年2月|「魚沼きのこGAP」認証を取得
  • 令和3年 6月|湯沢農場着工
  • 令和3年 5月|会長の小林 特用林産功労者受賞
  • 令和3年11月|有機JAS認証を取得
  • 令和4年 6月|湯沢農場完成 / 法人住所を湯沢町に移転

湯沢農場
〒949-6103 新潟県南魚沼郡湯沢町土樽64番地278

● お車でお越しの場合

関越自動車道湯沢ICを降りていただき、割野きのこ組合湯沢農場まで約6分(3km)です。

※各地から湯沢ICまでの所要時間
・東京〜湯沢IC間 約1時間50分(167km)
・新潟~湯沢IC間 約1時間30分(131km)
・金沢~湯沢間 約4時間(339km)

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上越新幹線およびJR上越線「越後湯沢駅」で下車いただき、タクシーで割野きのこ組合湯沢農場まで約6分(3km)です。

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・新潟駅~越後湯沢駅間 約50分(JR新幹線とき)
・東京駅~越後湯沢駅間 約80分(JR新幹線とき)

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